白昼夢と深層についての
仮説と証明

【名前】
如月　喜助(きさらぎ　きすけ)
【性別】
両性
【年齢】
19
【性格】
一人称：おらっち。二人称：キミ(たち)・ブラザー・お嬢ちゃん・呼び捨てなど。明るく元気で誰にでも分け隔てなく接する。若干チャラいところもあるが、それはご愛機。よくいる近所のお兄さんと同じものだ。えっちな本をコッソリ見たり、下ネタで腹を抱えて笑うなどノリが男子中学生レベル
【容姿】
身長166cm。銀色の髪に、青い瞳。日によって変わるが、大量に耳につけられたピアス、右眉に輪っかタイプのピアスが2つ。そして、ヘソにもピアス。胸はないがくびれがあり、手はピアニストみたいに骨張っているが細長く爪に、ラメ入りの青いマニキュアを塗っている。股間に男性器と女性器がついている。大きくぶかぶかな白いコートに第二ボタンまで開けられた青いシャツ。首元には古いゴーグル。腹の部分に黄色のボタンが4つ、スプレーみたいにぶちまけられた白い模様にベルトがついた紺色のサルエルパンツ。厚底スニーカーを履いている。ペンキをぶちまけた模様をし、傷んだサッカーボール型のバッチがついた大きめな黒リュックサック、サイドにはドラムスティック・大量のスプレー缶・星座図鑑以外は気分。
【夢幻】
《ヴィジョン名》
ヨコハマリリー(追憶)
《発現条件》
このヴィジョンは過去の事を何度も追憶し、やり直したいと願う者を宿主として発現する。
《基本性能》
自他共に物理干渉不可。能力者にのみ会話と視認が可能。見えないけれどそこにいる、聞こえないけれど答えられる。それは君の過去。
《特殊能力》
7分以内に起きた出来事をやり直すことが出来る。
《発動条件》
願ったその瞬間に自動で発動。
《発動制限》
1週間に1度だけ発動可能。
【深度】１
【階級】C
【配属】補助班
【才能】
運動・通信・芸術
【備考】
第一成長期と共に本来ないはずの女性器が出来てしまった後生型の両性。両性になるまではサッカーをしていたが、性別のこともあり断念。

サッカーを忘れる為に始めたのがドラムとスプレーアート。中学生の際に、スプレーアートとドラムがコラボした動画にあげたことがキッカケで一躍大スターの仲間入り。アンチもいるが、何よりもファンが喜ぶ姿を見て自分が生きていいと言われた気がした。そこからのめり込むように、ドラムの技術もあげた自分で作曲もし始めた。動画編集にも力を入れた。スプレー以外のイラストも書き始め、電子音楽やボーカロイドにも手を出した。

電子とドラムの力強くも儚い音色・スプレーアートの近代的な作品を多く作っている。名前募集した際に、ファンから【スピカ】と提案してくれたことからスピカと名乗っている。
それでも性別が普通ならばと思う日々は消えない。消えてはいけないのだと男だった自分が陽炎の先で悲しげに言っている気がした。

【名前】巫　雅美(カンナギ　ミヤビ)

【性別】♀

【年齢】15

【性格】
生態組織の99%がプライドで構成されている。馬鹿真面目で性格の悪い優等生気質な女の子。他人に厳しく、自分に厳しい。辛口で傲慢な態度をとるけれど、世間の一般常識や法律を重んじる。負けず嫌いで何事にも誰より意欲的に挑戦しようとする。性格上、不真面目で乱暴な人間とは激しく対立しがち。ちょっぴり優しいところもある…かも？

【容姿】
身長154cm、体重非公開。痩せ気味。ミルクチョコレート色の艶のあるふわふわした髪を鎖骨あたりまで伸ばしている。つり目、赤眼。高潔なお嬢様と言った雰囲気を纏っている。服装は至ってフォーマル。頭には百合の花の簪。白・黒・茶など落ち着いた色の洋服が好み。胸元に大きなリボンがある白レース付きシャツを愛用している。

【夢幻】レム
№007＿擁護

【深度】１

【階級】A

【配属】遊撃班

【才能】剣術　洞察　解読

【備考】
両親はどちらも由緒正しい警察一家。幼年期には厳しい教育を受けて、誠実な人間になるように育てたられた。彼女の夢は警視庁捜査一課になること。親の勧めで桜草学園に入学する事になる。

学園入学後、授業をサボったり暴行したりナンパしたり、ext………が日常茶飯事に行われる荒れ果てた学校の雰囲気を変えようと尽力を尽くしている。

よく『ん？』『はい？』などと言って相手を威嚇する。決め台詞は『パパに言いつけてやる！私のパパは警察でもえらい人なんだからね！』。

（名前）りー　（性別）♂　（年齢）１８　（性格）優しいほうだと。気軽に話しかけやすい存在　（容姿）イケメンでもブスでもないぐらい

【名前】
御影石=アイン=煉花(みかげいし あいん れんか)
【性別】
女
【年齢】
16
【性格】
他人からは、真面目を絵に書いたような第一印象を受けるだろう。しかし、甘いものが好きで、チョコレート菓子を常に携帯するほど……という一面も。甘いものを食べると顔が自然と綻んでしまう癖がある。本人曰く、どれだけ食べても太らない体質。反対に苦いものが苦手で、コーヒーにはシュガースティックを10本入れないと飲めない。また、機械に強く、電子機器や、銃火器の扱いにも慣れており、壊れた機械も大体直せる。信条として、近道をせず地道な努力が自分を高みに導いてくれる…そう思っている。
【容姿】
身長161cm。日独ハーフ。普通の人間よりも肌が白く、体温も低い。肩にかかるほどの銀髪に碧色の大きい瞳。白いカッターシャツは襟までボタンが留められており、その上からメカメカしい戦闘用の黒いコートを羽織っている。このコートには、戦闘の際に使う銃のマガジンや手榴弾、ナイフ等の装備が付属されている。かなり重いので、任務以外の時はコートを脱いでいる。右手中指に純銀製のスクエアリングを嵌めている。靴はハイカットの赤いスニーカー。一人称は私、二人称は君。
【夢幻】
イブキ(成長)
【発現条件】
このヴィジョンは努力家を宿主として発現する。
【基本性能】
このヴィジョンは訓練された人間の2倍の身体能力を持ち日本刀の扱いに長けている。物理干渉は可能、会話と認識は誰にでも可能。
【特殊能力】
このヴィジョンは気体に攻撃できる。攻撃を受けた気体はその衝撃や効果を一直線上に伝導させていく。このヴィジョンが空気を叩き斬れば斬撃は空気を伝って一直線に飛び、このヴィジョンが空気を掴めばその掴むという行為が空気を伝って一直線上のモノを掴む事が出来る。
【発動条件】
任意で発動可能。
【発動制限】
気体が攻撃を伝導させられるのは深度×2ｍまでである。
【深度】
1
【階級】
A
【配属】
遊撃班
【才能】
射撃/運動/整備
【備考】
父親が日本人で母親がドイツ人。ドイツで12歳までを過ごし、桜草学園の存在を知った父親からの推薦で転入が決定したが、その頃は日本語がほとんど話せず、3年間の猛勉強でマスターした。母親は軍人でも上の階級に属する人間で、娘を軍人に育て上げようとし、体術や銃の扱いを仕込んだ。その環境の中で、より努力し、高みを目指そうとする彼女のマインドがヴィジョンを発現させた。両親は、実体を能力者以外にも認識できる彼女のヴィジョンをまるで家族のように歓迎しており、彼女自身も自分のヴィジョンを良きパートナーとして意識している。

【名前】夢月　セン(むつき　せん）
【性別】男
【年齢】17
【性格】人ととの関わりをあまり持とうとしないが自分に利益がある場合は例外としている。口が悪く突き放すような言い方が多い。特に眠っているところを邪魔されるのは嫌う。
【容姿】画像参照。172cm　常にイヤホンを持ち歩いている。
【夢幻】マイ・タイム(怠惰）
【深度】1
【階級】A
【配属】情報班
【才能】洞察　隠密　魅了



怠惰:はぁ…面倒くさい。何もかもが面倒くさい。結局俺達は世間一般からすれば化け物、差別されたやつだっているだろう。もしかしたら殺されかけたやつもいるだろう。なのにヒーロー面して人助け…はぁ…本当に面倒くさい。

【名前】Phineas・Rallentando(フィニアス・ラレンタンド)

【性別】男

【年齢】16

【性格】明るくて無邪気。誰にだって優しく分け隔てなく接し、とても愛想がいい。そのため誰からでも好かれやすく、彼の周りには常に人がいる。そう、彼はとても“無邪気”な子供。彼のする行動、言動には何らの悪意も無い。例えそれが常識を外れた、狂気に塗れたものだったとしても、彼には一切の悪意も無いのだ。だってそれが、“普通”だと思っているのだから。
実年齢と精神年齢があまりかみ合っておらず、少し子供っぽい。そのせいか少し寂しがり屋で、常に側にいてくれる“オモチャ”を必要とする。常に側にいてくれるモノであれば、例え人間であろうが問題ないらしい。しかし、以前に彼の“オモチャ”になった人々が次々と行方不明になっており、彼が“オモチャ”で何をしているのか知る者はいない。
毒物や劇物などといった薬に関する知識が長けており、技術班に所属している。

【容姿】ふわふわとした癖毛に、空色の透き通った髪を持つ。その長さは大体、肩につくかつかないかほど。前髪は眉毛がすっぽりと隠れるほどの長さがある。頭には9個の辰砂が付いたチェーンの髪飾りをつけている。瞳はオパールのように、見る角度によって青、赤、白、オレンジ、と色が変わる。服は黒のインナーの上に白のイオニア式キトンを太腿の中ほどの長さで切ったもの。腰にはゆるく帯が巻かれている。靴は灰と赤のチェック柄のスニーカー。身長160cm。


【夢幻】No65__幼稚　エイプリル

【発現条件】このヴィジョンは幼いままで在りたいと願う者を宿主として発現する。

【基本性能】このヴィジョンは小学生程度の身体能力を持つ球体関節の等身大人形の姿をしている。物理干渉、会話、認識、全ての者に可能。

【特殊能力】このヴィジョンもしくは宿主は四肢から糸を無限に生成でき、それを自在に操る事が出来る。糸の強度は糸そのものであり、引き千切ろうと思えば千切れる。通常の糸と違う点は宿主の任意で他者の能力を糸に伝導させる事が出来るという点。糸に伝導させた能力の効果はその糸に触れている他の何かへと発揮される。

【発動条件】宿主の任意で発動可能。

【発動制限】糸が操れる範囲は宿主から半径2×深度ｍ

【深度】１

【階級】B

【配属】技術班

【才能】運動/化学/医療

【名前】桜木　優香(さくらぎ　ゆっか)
【性別】FtX
【年齢】17歳
【性格】外見はボーイッシュな女の子だが、中身は男より男らしいを目指す勝ち気な性格で外と内でのギャップが物凄い　性別にもある通り、自分をXジェンダーだと認知していて、他人に男と女扱いされるのを嫌う　男らしく振る舞うのは男になりたい訳ではなく、女らしい外見でいるのは女になりたい訳ではない　それはどれも自分の個性であり、誰にも汚されたくない自分らしさの表れである　けれど自分の我が儘を貫いていると言うのは分かっており、親とは微妙な関係が続いている
【容姿】容姿は整っており、幼さの残る顔立ちだが充分「美女」と呼べる外見をしている　しかし、日常での彼の振る舞いはとても「女」と呼べる物ではなく、人によっては下品だと思ってしまう様な行動もしてしまう　ノースリーブのシャツに、ホットパンツを履いているのはただ単に自分に似合うと思ったからで、決して「女の子らしい服」だと思って着ている訳ではない

【夢幻】アイデン·ティティ
【発現条件】
このヴィジョンは世間一般で云う"自分らしさ"を追い求め、渇望する者を宿主として発現する。
【基本性能】
物理干渉能力は無く、宿主にだけ会話および認識が可能。
【特殊能力】
このヴィジョンの宿主は深度値と同じ数値分の才能を追加で保有できる。
【発動条件】
常に発動
【発動制限】
なし
【深度】１

【階級】B
【配属】遊撃班
【才能】運動 魅了 生活 医療
【備考】父子家庭に産まれ男手一つで育った為に、男寄りな趣向を持っている　自分の性自認の事を父親は「自分のせいだ」と悩んでおり、それに「俺の性別が歪んでるって言うのか」と反目してしまった為に家族間は悪く　どちらとも関係を戻したいと思っているが、中々上手くいっていない

【名前】峠木 柳二 （タオキ リュウジ）
【性別】男性
【年齢】16歳
【性格】温厚でまったりとした性格。少々出来事を引き摺る傾向があり、｢でも、○○も前にそういう事したよね。｣と悪意ゼロで過ぎた事を引っ張り出すことがある。
【容姿】チャームポイントは目の下のホクロと荒れ知らずのキメ細やかな肌、赤みの強い茶色の目。 黒髪短髪、中肉中背の167cmとどちらかと言えば平均的な佇まいである。視力はかなり悪く、メガネが無ければ輪郭を捉えるので精一杯だ。
ちなみに照れると耳だけ赤くなる。

【夢幻】ファントム･オブ･リッジ

【発現条件】
このヴィジョンは何者かとの再会を願う者を宿主として発現する。
【基本性能】
身長1ｍ程度の異形の少女。物理干渉は可能だが身体能力は小学生程度である。認識と会話は誰にでも可能である。
【特殊能力】
一度でも触れた事の在る対象を引き寄せる。対象が生物の場合、対象に拒絶されると効果は発揮されないが対象へ逢う為の最短ルートが光の軌道として見える。拒絶されなければ一瞬で自身の目の前へと召喚できる。
【発動条件】
一度でも触れた事のある対象に任意で発動可能。
【発動制限】
1日に発動できる対象は深度×1つまで

【深度】１
【階級】C
【配属】補助班
【才能】魅了･生活･操縦

【備考】夢で見た女をずっと追いかけている。

【名前】月野木　ユウキ(ツキノキ　ユウキ)
【性別】女
【年齢】17歳
【性格】基本的に底抜けに明るく、分け隔てなく他人と絡見に行こうとする程、無邪気。一人でいるのはあまり好まず、出来れば他人とお喋りしたりして過ごす時間の方が好き。行動も考えもせずに感情で動いてしまうことが多く、そのせいでよく手痛いしっぺ返しをくらっている
【容姿】身長171cm。詳細は画像参照。髪色はアクアブルー、黒のパーカーにミニスカート、黒のタイツを履いている。また、普段は継ぎ接ぎの仮面を被っている
【夢幻】エンドロール
№027＿日常
【発現条件】
このヴィジョンは世間一般で云う”普通の日常”に憧れている者を宿主として発現する。
【基本性能】
身体能力は成人男性並みだが、激しい運動は出来ない。物理干渉可能、認識は誰にでも可能。活動範囲は宿主が行った事の在る場所ならどこまでも移動可能。
【特殊能力】
このヴィジョンは深度×１体ずつ増殖する。
【発動条件】
任意で発動可能
【発動制限】
1ロルに付き深度×1体まで。
【深度】１
【階級】C
【配属】補助班
【才能】生活・隠密・役者
【備考】誰よりも日常に恋い焦がれ、誰よりも普通の日常を求める少女。
一人称は私、二人称は〇〇さん•くん・ちゃん。両親は既に他界しており、学校に来る前は母方の祖父母の家で生活していた。仮面はどうやらお洒落で付けてるようで、元からこの手のホラーチックな商品が好み。彼女曰く、『カワイイから付けてる』らしい。
彼女の言う『普通の日常』とは、言ってしまえば彼女と同じ年代の女子高生達のような生活である。友達とたわいも無い会話をして、SNSなんかで色々と呟いてみたり、カワイイ物を自撮り写真なんか撮って世界に発信してみたり…或いは、もっと違う形もあり得る。バイトに勤しんでみたり、勉強に力を入れてみたり、部活動に力を入れるのも一つの日常かもしれないし、恋愛するのも普通の日常っぽい。彼女はそんな普通の日常に憧れる、この非日常のような学校で

【名前】山田 するめ（ヤマダ スルメ）表に出る名前はmons=risaia(モンス=リザイア)
【性別】女
【年齢】15
【性格】非常にストイックで利己的。目標のためなら努力は惜しまず泣き言も吐かず、それが手に入るまで頑張るだけ。泣き言を吐くやつはきらい、頑張らないやつはきらい、甘えた奴はきらい、怠慢は、きらい。謙遜なんてしないから人当たりはきつく可愛げはないし、幼い頃から年上の同じモデルを目指すライバルに囲まれて育ち、醜い嫉妬争いに巻き込まれつつ何とか生き残って来たためにやられればやり返すし害のありそうなやつと判断すれば裏で手を回し噂を広めて徹底的に叩く。逞しい、孤高といえば聞こえはいいが、ただの性格の悪いぼっちである。
【容姿】172cmと背が高く、自他ともに惚れ惚れするほどの徹底的に作り上げられた完璧なプロポーション。イタリア/日本のハーフの母とスペイン/ロシアのハーフの父の間に生まれたクォーターで生まれつき顔が良く、天然のプラチナブロンドの柔らかい髪と生まれつきの珍しい緑の瞳は『神の遺物』と評されるほどに美しい。
【夢幻】ゴールデンタイムラバー(No.045_自我)
【発現条件】
このヴィジョンは他の誰でもなく自分自身で在り続けたいと強く願う者を宿主として発現する。
【基本性能】
このヴィジョンは能力者にのみ視認可能。物理干渉及び会話は不可能。
【特殊能力】
このヴィジョンが宿主と定めた対象はこのヴィジョンが存在する限り自分で在り続けられる。どれだけ攻撃を受けても損傷はするがそれによって意識は手放さず、精神攻撃を受けてもストレスは感じるが自我は保ち続ける。つまり、このヴィジョンは何の力も持たない。それらは全て、宿主自身の意志の力である。
【発動条件】
常に発動。
【発動制限】
なし。
【深度】1
【階級】A
【配属】補助班
【才能】芸術、演技、魅了
【備考】世界の最高峰の舞台で活躍するトップモデル。アイドルや読者モデルのように君たちの身近な存在では無いため、一般人からすれば彼女の凄みなどきっと分からないし、名前を聞いても感動することはないかもしれない。
モデルはある種の着せ替え人形である。ランウェイでは服が主役、笑ってはいけないのだ。完璧に鍛えられ整えられた体はマネキンのように表情を消し、服の魅力を最大限に引き出すための歩き方を叩き込まれる。彼女の立つ、彼女の戦う舞台では『山田するめ』は存在しない。服の良し悪ししか見ない客に囲まれ肉体美は服に覆われ、視線は集まったとしてもそれは『山田するめ』へのものでは無い。個性など要らないと切り捨てなければやって行けない残酷な日々。自分でその世界に飛び込んだからには徹底的に磨き上げ、彼女にモデルを頼めば最大限に服の魅力を引き出してくれると評判がたつほどに、一部の界隈では有名になれたけれど、そんな評判はただの『優秀なマネキン』としての評価だと、山田するめは信じている。そこに『山田するめ』は存在しない、と。
虚しさは消えず、個人として存在するために今は役者として修行中。麗しい見た目と表現、演技に関する天性の才もあって、名が上がるのはそう遠くない未来だろうと思われる。

私は山田するめ。マネキンじゃないわ、私は私よ。